期間限定お取扱い店様のお知らせ(上田市立美術館ミュージアムショップ様)

7月1日より上田市立美術館 – サントミューゼで開催される、

「上田市立美術館コレクション展 光と影で魅せる― 写真家 ハリー・K・シゲタの世界」

https://www.santomyuze.com/museumevent/collection1-2017/

に合わせ、期間限定で同ミュージアムショップ様にて*citrineの作品をお取扱いいただく事となりました。
写真・カメラ繋がりで*citrineのカメラモチーフに目をとめていただき、著名な写真家の展覧会へのお呼ばれのようでとても光栄です。
また、初めての信州は長野県でのお取扱いとなる事で色々な地域の写真・カメラ好きの方に作品がお届け出来る事もとても嬉しく思います。

  

展覧会開催期間中(7月1日〜9月3日)の期間限定での販売ではありますが、お立ち寄りの際は是非お手に取ってご覧ください◎

上田市立美術館ミュージアムショップ

https://www.santomyuze.com

https://twitter.com/ueda_museumshop

〒386-0025
長野県上田市天神三丁目15番15号
TEL:0268-75-7351
営業時間:9:00~17:00
定休日:毎週火曜日(祝日の場合は翌日)、12月29日から翌年1月3日まで

(関連イベントの暗室体験と、その体験でやるフォトグラムに興味津々です。。)

 

6月28日追記—

作品展開の様子をミュージアムショップスタッフ様に撮っていただきました!
ありがとうございます♪

Twitter限定プレゼント企画開催中

Twitter等のSNSではちらほらと呟いておりましたが、*citrineは今年の8月に5周年を、10月にそれを節目とした個展を迎えます。
それらを記念したプレゼント企画をTwitterにて開催しておりますので、よろしければご参加くださいませ◎

※ Twitter限定です
※ 6月30日23:59締切

※6月20日追記
最初は1枚の画像でしたが、内容が見難かったので2枚に分けて再ツイートしました。

*citrineの作品(アクセサリー)について

こちらではすっかりご無沙汰しております。
昨年末からこっちずーっと特にお知らせする事のない日々を過ごしておりました。
が、最近ふと「*citrineの作品の元が消しゴムはんこって知らない人いるかな?」と思い、Twitterでアンケートをとってみたところ、多数とはいかないまでもやはり知らなかったの回答もありました。

そこで、せっかく作品に興味を持っていただいたのだから、その作品をちゃんと知ってもらえるように、簡単ではありますが制作工程を載せておこうと思います。
また、*citrineの作品のご購入やお取り扱いをご検討いただいている方には、何故そんなにも個体差がある事に念を押すのか・時間が掛かってしまうのか等も知っていただけたらな、と思っています。

※SNSへ投稿した画像を寄せ集めたので作ってるカメラが全部違います。すみません…

 



① ↑でも書きましたが、*citrineの作品は全て手彫りの消しゴムはんこを捺した印影から作られています。

ので、まずは消しゴムはんこをペタペタ捺しまくりますが、捺されている素材がプラバンで、そこに油性インクを使っているので斑になりやすく、インクの付き具合や捺した時の力加減等々…で、線の太さやインク斑が変わり、同じ種類のものでもひとつひとつ印象が違います。

アクセサリーの元となる消しゴムはんこは何回も何十回もインクを付けて捺しているのでその都度洗っても真っ黒くろです。

② ①で捺したプラバンをハサミで手動ダイカット。

ある程度まではハサミで頑張って切りますが、細かい所を無理して切ろうとするとパリッと割れる(裂ける?)ので、ハサミで切る箇所、カッターで切る箇所と分けています。

③ 左がハサミで切った後、右がカッターで細かく仕上げた後です。

ピンバッジもピアスも、アクセサリーは全てひとつひとつこの作業をしています。

④ ダイカットされたプラバンを焼成します。

熱で縮むプラバンを使っているのでトースターで焼くとかなりちびっちゃくなります。
(←元のサイズと縮めたもののサイズ差)

余談1…

熱で縮むプラバンは一枚なのに上下左右で縦横比が違うものがあったりするので捺す前に要チェックです。。

余談2…

縱橫どちらに縮むかで全く違うカメラのようです。
①のインク斑云々の他に、こういった理由でも個体差がある事にご理解いただけたら幸いです。。

⑤ 縮めた後のプラバンは少し厚くなった分、触った時の角が目立ったりバリが出たりするので、手触りが良くなるようにヤスリがけします。
(この角やバリが油断すると結構痛いんです。。)

因みに、この小さな小さなフィルムや後ろの小さなカメラたちも、プラバン製は全部ヤスリがけしています。
爪も一緒に削ったり指が攣りそうになったりします(苦笑)

⑥ 全てのヤスリがけが済んだら印影をクッキリさせる魔法の液体(笑)を塗ったり、ピアス類なら裏面に色を塗ったりと細々とした事をしてから金具を付けますが、乾燥待ちの時間が長いのでその間に台紙を作る事が多いです。

余分に作っているつもりでも、思ったよりすぐなくなってしまうのでなんだかんだ毎回作っています(^^;

⑦ そして最後の仕上げにレジン(透明樹脂)を塗って?盛って?硬化します。

樹脂の特性でどうしても経年劣化による変色をしてしまうので、納品日間近にするようにしています。
なるべく新鮮なものを…みたいな感じで(笑)


⑧ 完成です☆


 

大まかではありますが、こういった工程で*citrineはカメラモチーフアクセサリーを作っています。
どの作業もホント〜にアナログな手作業で、機械を使っているといえば台紙の印刷くらいかもしれません。

また、⑦でも書いた樹脂には変色する特性がある為、アクセサリーは作り置きを一切せず個人様でもショップ様でも完全受注制作品とさせていただいております。

そういった点からご注文日からお届けまで、どうしても時間が掛かってしまいます事をご理解・ご了承いただけますよう、改めてお願い申し上げます。